空想旅行記

【空想グルメ旅#03】南仏ニーム, ネコ執事と旅ごはん, ブランダード・ド・モリュ, フランス田舎の午後, オリバーの空想旅

南仏ニームの午後、ネコ執事と午後の田舎ごはん

パリの朝を後にして、ネコ執事オリバーと私は南仏ニームへ。

石畳とラベンダーが香るこの町は、どこか懐かしくて、 通りすがりの猫たちも「ようこそ」と言ってくれている気がしました。

今日の目的は、南仏の定番――ブランダード・ド・モリュ。 塩ダラとニンニク、オリーブオイルを練り合わせた、 なめらかなペースト状のごちそうです。

ネコ執事、田舎テラスで昼ごはん

裏通りの小さなカフェテラス。 木製のテーブルの上に並ぶのは、ブランダード、バゲット、山羊チーズ、ハーブティー。

「ご主人様、この料理は、塩と太陽と風が育てた芸術でございます」
オリバーはパンにブランダードをぬりぬりしながら、ひと口。

「ふわふわ…しょっぱくて、やさしい…」 私はぼんやりと、午後の陽にとけていきました。

今日の空想メニュー

  • ブランダード・ド・モリュ:塩ダラとニンニクの南仏伝統ペースト
  • 山羊チーズ:ちょっとクセのある白いチーズ。バゲットにぴったり
  • ハーブティー:ラベンダーやタイムが香る、田舎の午後の定番

ふたりの旅マップ

パリからニームへ。ふたりの旅路を描いた空想マップはこちら:

空想グルメマップ:パリ→ニーム

おまけのネコ風ことわざ

「ブランダードがあるなら、ケンカは明日にすればいい。」
――南仏ニームの猫たちより

次回予告:エズ村の午後、ラタトゥイユと崖のネコ

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